2009年12月 8日
スコットランドヤード
その後組織の拡大に伴い、テムズ河畔、ウエストミンスター橋近くに、建築家ノーマン・ショウ設計によるクイーン・アン様式の赤煉瓦庁舎が建てられた(2代目庁舎、1887-1888年建設、1890年移転)。これがシャーロック・ホームズやエルキュール・ポアロなどの数々の探偵小説などにも登場するおなじみの建物であるが、現在は国会議員の宿舎として使用されている。(ちなみにホームズ第1作『緋色の研究』は1881年の事件、切り裂きジャック事件は1888年で、これらは移転前の時期に当たる)
現在のニュー・スコットランドヤード(3代目庁舎)は上院から約200ヤード離れたウェストミンスターのブロードウェイ街に位置する高層ビルである。
特殊部門
特殊部門は、テロリズムの捜査、防諜、要人警護を担当する部署である。日本の公安警察に相当する。職員は約560人。前身機関は1883年に編成され、1888年に現在の名称になった。部署コードD11。現在はSO19と改番。
MI5には司法警察権がないため(日本の公安調査庁同様)、テロリストやスパイの逮捕の際には、この部署が出動することになる。
テロ対策部門
テロ対策部門は、テロ攻撃の防止を担当する部署である。内部コードにより、SO13とも呼ばれる。1976年3月、Metropolitan Police Bomb Squadから拡充された。
大使館、空港、戦略施設、政府庁舎の警備を担当し、爆弾処理の際には、処理班を提供している。部署の配下には、対テロ捜索ウイング (Counter-Terrorist Search Wing) が存在する。
スコットランドヤードに限らず、イギリスの制服警官(パトロールマン制度を発案したロバート・ピール卿に因み"ボビー" "ピーラー"と呼ばれる)は一般に警棒以外の武器を持たない。 これは、犯人に刺激を与えないようにするための対策である。 銃器犯罪にはこれらの武装部隊が活動する。
その名にもかかわらず、スコットランドヤードはスコットランドにはなく、スコットランドのどの部分にも警察業務の責を負っていない。スコットランドヤードという名称は、最初にロンドン警視庁が置かれた場所(ホワイトホール4番地)に由来する。その地がなぜスコットランドヤードと呼ばれていたのかについては諸説あるが、今日では次の2つの説が有力と考えられている。
スコットランド王家が所有する邸宅の場所であった。(イギリス連合王国となる前の時代に)スコットランドの大使がロンドンに滞在する際の邸宅であり「スコットランド」の名で知られていた。「中庭(コートヤード)」はその後クリストファー・レン卿によって使われるようになり、「スコットランド・ヤード」という名として知られるようになった。
「グレートスコットランドヤード」と呼ばれる中庭の裏手にあり、中庭を囲む3つの道のうち1つが「スコットランド・ヤード」という名であった。その道の名前は、中世にスコットという名の人物がその土地を所有していたことに由来する。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
スコットランドヤードはイギリスの首都警察(MPS)の本部である。ロンドン警視庁とも訳されます。
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